はるなぎエース
HARUNAGI ACE F1
鮮緑、良質の年内~冬どり春系
黒腐病に強い
裂球が遅く収穫期の幅が広い 中間地・暖地
黒腐病に強い
裂球が遅く収穫期の幅が広い 中間地・暖地
- YR/70~75日
特性- 暖地の夏まき、年内~冬どりに好適で、中間地の晩秋~年内どりもできる。秋まきは不適。
- 萎黄病抵抗性で、黒腐病にも強い。また根張りが強く、長雨、台風等による湿害時の回復が早い。
- 耐寒性は一般の春系早生種より強く、厳寒期の球の腐敗が少ない。
- 熟期は早生種より数日遅いが、完熟後の在圃性が高く、裂球は遅いので収穫期の幅が広い。
- 葉色は鮮緑でアントシアンの発色がごく少ない鮮明な緑色で、結球内部は黄色になり鮮度感に富む。
- 甲高扁円球で中肋、芯が細い。葉質は早生種よりわずかに硬いが、春系の中では柔らかく、食味がよい。
- 球重は1.3~1.5kgに肥大し、L玉比率が高く、収量が多い。
栽培の要点・注意- 月下旬以降に収穫する作型は、球の肥大性、しまりが劣り軟結球になりやすいので播種、定植の遅れに注意する。
- 菌核病の防除に努める。
適作型暖地:8月20日~25日頃の播種、1月~2月前半の収穫が最適。これより早まきして11月~12月どりもできる。
中間地:7月後半播種、11月中・下旬収穫が最適だが、7月中旬~8月5日頃までの播種幅がある。
標準作型図