寒太鼓(かんだいこ)
KANDAIKO F1
耐寒大御所より早生、コンパクト
冷涼地・高冷地・中間地・暖地
冷涼地・高冷地・中間地・暖地
- YR/130日
特性- 抽苔、裂球とも遅い晩抽系で、2~3月どりを中心に1~4月どりまで幅広く栽培できる。
- 萎黄病抵抗性で湿害、旱魃にも強く、栽培が容易。菌核病にも強い。
- 耐寒性は特に強いので、結球後も寒害を受けることが少なく、雪中栽培にも適している。
- 球形は扁平で1.5kg程度に太り、肥大性の優れた多収品種。
- 葉はやや厚いが多汁で食味がよい。
- 契約栽培、業務用に広く利用されている。
寒太鼓・耐寒大御所の特性比較- 早どりには寒太鼓、熟期を急がず大玉で収量をあげるには耐寒大御所がよい。
- 寒太鼓の方が中肋は細く、鮮緑色で柔らかく甘い。
栽培の要点・注意- 播種定植が遅れると耐寒大御所より軟結球になりやすいので注意する。
- 栽植密度は少し密植気味でもよい。
- 播種、定植が早く元肥(窒素)が多いと、球内にゴマ症が出ることがあるので注意する。
標準作型図