秋蒔中早生(あきまきちゅうわせ)
AKIMAKI CHUWASE F1
不抽苔性が安定した初夏どり
冷涼地・高冷地・中間地・暖地
冷涼地・高冷地・中間地・暖地
特性- 秋まきに最適だが、春まき、夏まきもできる。
- 強健で作り易く、越冬性も優れている。冬期アントシアンが強く出るが春以降は濃緑になる。
- 秋まきの中早生種としては強い不抽苔性があり、生産性が安定している。
- やや甲高の扁円球でとがり玉の発生が少なく、よくしまり収量も多い。
- 品質は早生種に近い柔らかさで、食味が優れ、市場でも評価が高い。
秋蒔中早生・秋蒔中早生3号の特性比較
栽培の要点・注意- 抽苔しにくいので、他の一般中早生種より早まきできるが、平暖地では10月中旬以降の播種が無難である。
- 大苗、早期定植、元肥の窒素過多、冬期の生育前進は抽苔、とがり玉、チャボ玉の原因となる。
- 5~6月は適温で結球の進行が早く、気温上昇期で裂球も早まるので、追肥の窒素過多に注意し、適期収穫をこころがける。
標準作型図